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日別アーカイブ: 2026年10月13日

紀の川市F様邸|古民家改修、進捗状況

前回ご紹介した、紀の川市F様邸の古民家改修工事。
古い畳や床材を撤去した室内は、床下の状態を確認しながら、新しい床をつくる工程へと進んでいます。
完成すると見えなくなってしまう部分も多い床工事ですが、これから快適に暮らしていただくためには大切な工程です。
今回は、防湿・防蟻処理からフローリング施工、養生までの様子をご紹介します。

防湿・防蟻処理を行い、大引き・根太を施工

防湿シート・防蟻処理を行い、床を支える大引きと根太を施工。完成後には見えなくなる、床づくりの大切な下地部分です。

床を撤去した後は、床下からの湿気対策として防湿シートを敷設し、あわせて防蟻処理を行いました。

写真では、新しい床を支える「大引き(おおびき)」と「根太(ねだ)」を組んでいる様子が分かります。

大引きは床全体を支える土台となる木材で、その上に一定の間隔で取り付ける細い木材が根太です。

この上に床下地や仕上げ材を施工していくため、完成後には見えなくなりますが、床を支える大切な部分になります。

古い建物の状態を確認しながら、一つひとつ下地を整えていきます。

断熱材を入れ、床下地を施工

 

大引き・根太を施工した後は、床下に断熱材を入れ、その上に床下地となる合板を施工していきます。

床下から伝わる外気の影響を抑えるため、床の断熱もこれからの暮らしを考えるうえで大切な部分です。

断熱材を納めた後、床下地を張っていくことで、少しずつ室内の床が形になってきました。

古民家ならではの雰囲気を残しながらも、これから実際に暮らす住まいとして、快適に過ごせるよう必要な部分を整えていきます。

 

    フローリングの施工へ

 

床下地が整ったところから、フローリングの施工を進めました。

既存の柱や梁、建具など、長年使われてきた古民家の雰囲気を残した空間に、新しい床が加わりました。

すべてを新しくするのではなく、残せるものは生かしながら、これからの暮らしに必要な部分を整えていくことが、今回の改修で大切にしているところです。

床が仕上がると、工事途中だった室内も少しずつ「これから暮らす住まい」らしい姿へと変わってきます。

 

仕上がった床は養生シートで保護

フローリングの施工が終わった部分には、養生シートを敷いて保護します。

床が完成しても、その後には壁や建具、設備など、さまざまな工事が続きます。

工具や資材を運んだり、人が何度も出入りしたりするため、そのままでは新しい床に傷や汚れが付く可能性があります。

そのため、施工したフローリングを養生シートで覆い、工事中の傷や汚れから守ります。

きれいに仕上げるだけでなく、完成までその状態を保つことも大切な施工のひとつです。

 

古民家改修、着実に進行中です

古い畳や床材を撤去したところから、防湿・防蟻処理、大引き・根太、断熱材、床下地、そしてフローリングへ。

写真を順番に見ていただくと、床が少しずつ出来上がっていく様子が分かります。

まだ工事は途中ですが、F様邸の古民家改修は、一つひとつの工程を確認しながら着実に進んでいます。

古い建物は、実際に床や壁を開けてみて初めて分かることもあります。

その都度状態を確認しながら、使える部分はできるだけ残し、手を入れる必要がある部分はしっかり整えていきます。

これからも工事の進捗を随時ご紹介していきます。

紀の川市や岩出市周辺で、「古い家を住めるようにしたい」「どこまで改修すればよいのか分からない」といったご相談も承っています。

工事内容がまだ決まっていない段階でも、建物の状態やご希望を伺いながら一緒に考えていきます。